御用箱(読み)ゴヨウバコ

デジタル大辞泉 「御用箱」の意味・読み・例文・類語

ごよう‐ばこ【御用箱】

江戸時代幕府諸大名道中の際に用務に関する文書金品を入れて運んだ箱。

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精選版 日本国語大辞典 「御用箱」の意味・読み・例文・類語

ごよう‐ばこ【御用箱】

  1. 〘 名詞 〙 江戸時代、幕府・諸大名などの用務に関する文書あるいは金品の類を納め、道中を持ち運ぶ木箱。蓋(ふた)表面に「御用」と書いてある。
    1. [初出の実例]「御用箱ちまたの葵茂りけり〈才丸〉」(出典:俳諧・坂東太郎(1679)夏)

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