御眼鏡(読み)オメガネ

デジタル大辞泉 「御眼鏡」の意味・読み・例文・類語

お‐めがね【御眼鏡】

物の善悪可否を見きわめる能力。「社長お眼鏡どおりの実力の持ち主」

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「御眼鏡」の意味・読み・例文・類語

お‐めがね【御眼鏡】

〘名〙 (「お」は接頭語)
① ある人を敬って、その人の眼鏡をいう語。
※雑俳・柳多留‐一四四(1836)「御目鏡を鼻に掛け置奥家老」
② ものの善悪、可否などを見抜く能力。鑑識眼
※浄瑠璃・平家女護島(1719)三「義有る武士と見極しと御めがねを以てむかうたる宗清
[補注]②の「めがね」は「眼の尺度(さしがね)」の意かともいう。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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