御石神(読み)おしゃごじ

精選版 日本国語大辞典 「御石神」の意味・読み・例文・類語

お‐しゃごじ【御石神】

  1. [ 1 ] ( 「お」は接頭語。「しゃごじ」は「しゃくじん石神)」の変化した語 ) 石棒石剣や霊石、奇石の類を神体とした神。いしがみ。
  2. [ 2 ] 江戸、芝の高輪にあった釈地大明神の俗称。縁遠い女性に御利益があるとされた。
    1. [初出の実例]「あの宮が釈地大明神といふ。それをあがめておの字を附け、言ひちがへておしゃごしといふわなア」(出典:洒落本・南江駅話(1770))

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

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