御祝奉行(読み)オイワイブギョウ

デジタル大辞泉 「御祝奉行」の意味・読み・例文・類語

おいわい‐ぶぎょう〔おいはひブギヤウ〕【御祝奉行】

室町幕府職名将軍宣下せんげ任大臣大饗たいきょうなどの儀式の際、宴席のことをつかさどった職。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

関連語 名詞 実例 初出

精選版 日本国語大辞典 「御祝奉行」の意味・読み・例文・類語

おいわい‐ぶぎょうおいはひブギャウ【御祝奉行】

  1. 〘 名詞 〙 室町幕府の職名。将軍家における祝儀について供応のことをつかさどる。
    1. [初出の実例]「於御寝殿御祝在之、〈略〉御祝奉行飯兵大貞有 裏打」(出典斎藤親基日記‐文正元年(1466)三月二三日)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

南海トラフ臨時情報

東海沖から九州沖の海底に延びる溝状の地形(トラフ)沿いで、巨大地震発生の可能性が相対的に高まった場合に気象庁が発表する。2019年に運用が始まった。想定震源域でマグニチュード(M)6・8以上の地震が...

南海トラフ臨時情報の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android