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御神渡 おみわたり

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百科事典マイペディアの解説

御神渡【おみわたり】

御渡とも。湖の結氷が厚くなって昼夜の温度差で収縮,かつ膨張,奇異な音響で裂け,線状に押し上げて氷堤を生じるか,または氷塊を湖岸につき上げる現象。諏訪湖が著名で,ここでは氷堤を,諏訪明神が上社から下社の女神の所に行く神幸の跡といい伝え,このように名づけた。

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世界大百科事典内の御神渡の言及

【諏訪湖】より

…昼夜の温度差が大きく,厳冬季には厚い氷が収縮してひび割れが生じ,この部分が再結氷したのち,温度の上昇に伴って氷が膨張し大音響をたてて割れ,盛り上がる現象がみられる。これは諏訪大社上社の男神が下社の女神のもとへ行く神幸の跡と言い伝えられ,〈御神渡(おみわたり)〉と呼ばれ,その年の農作物の豊凶が占われる。御神渡の記録は室町時代から残されており,日本の気候変動を知る貴重な資料になっている。…

【湖】より

…秋田県では,八竜湖(八郎潟)を雄潟,角館(かくのだて)山中の沼を雌潟といい,この二つの湖は地底で通じていて,この雌雄が出会う春分のころには湖の氷に亀裂が入ると伝えており,これをミワタリと称している。これと同様なものに,冬期に長野県の諏訪湖の氷に大音響とともに亀裂が入る〈御神渡(おみわたり)〉という現象があり,1397年(応永4)を最古とする観測記録が残されている。地元では,これを諏訪上社の男神が下社の女神のもとに通う道と伝え,諏訪の七不思議の一つともされている。…

※「御神渡」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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