日本歴史地名大系 「御船川」の解説 御船川みふねがわ 熊本県:上益城郡御船町御船川阿蘇外輪山の南腹、矢部(やべ)町大矢野原(おおやのはら)に源を発し、矢部町境の七滝(ななたき)で滑(なめり)川を、滝尾(たきお)で八勢(やせ)川を合せ、御船の町中を通って嘉島(かしま)町上島(うえじま)で緑川に合流する。総延長二七・八キロの一級河川。かつては今城(いまじよう)と小坂(おざか)の間を北流して矢形(やかた)川に入り、江津(えづ)湖(現熊本市)の水を合せ加勢(かせ)川となっていたが、慶長元年(一五九六)加藤清正が現在の流路に変更した(藤公遺業記)。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by