御船川(読み)みふねがわ

日本歴史地名大系 「御船川」の解説

御船川
みふねがわ

阿蘇外輪山の南腹、矢部やべ大矢野原おおやのはらに源を発し、矢部町境の七滝ななたきなめり川を、滝尾たきお八勢やせ川を合せ、御船の町中を通って嘉島かしま上島うえじま緑川に合流する。総延長二七・八キロの一級河川。かつては今城いまじよう小坂おざかの間を北流して矢形やかた川に入り、江津えづ(現熊本市)の水を合せ加勢かせ川となっていたが、慶長元年(一五九六)加藤清正が現在の流路に変更した(藤公遺業記)

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

排外主義

外国人や外国の思想・文物・生活様式などを嫌ってしりぞけようとする考え方や立場。[類語]排他的・閉鎖的・人種主義・レイシズム・自己中・排斥・不寛容・村八分・擯斥ひんせき・疎外・爪弾き・指弾・排撃・仲間外...

排外主義の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android