嘉島(読み)かしま

改訂新版 世界大百科事典 「嘉島」の意味・わかりやすい解説

嘉島[町] (かしま)

熊本県中部,上益城(かみましき)郡の町。1969年町制。人口8676(2010)。熊本市の南に位置し,南境沿いを緑川が西流する。東部に標高30m前後の丘陵があるほかはおおむね低地である。農業が主産業で,米や野菜の栽培,肉用牛の飼育養豚などが盛ん。県下でも有数の水害多発地帯であったが,近年,河川改修が進んでいる〈浮島さん〉と呼ばれ親しまれている浮島周辺水辺公園があり,水辺に突き出た森の中には浮島熊野座神社が,また東部丘陵地上には装飾古墳として知られる井寺古墳(史)がある。
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デジタル大辞泉プラス 「嘉島」の解説

嘉島

愛媛県宇和島市、宇和島港の西約19キロメートルに位置する宇和海諸島の島。面積約0.54平方キロメートル。古くは「加島」の表記だったが、人口が増えたことを喜び“嘉”の字に改められた。

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