御船神社(読み)みふねじんじや

日本歴史地名大系 「御船神社」の解説

御船神社
みふねじんじや

[現在地名]多気町土羽

土羽とばの東端字南出みなみで(宇老垣内)外城田ときだ川を見下ろす台地にあり、社地面積六千坪。多気郡唯一の皇大神宮摂社で、「延喜式」神名帳の度会わたらい郡五八座の一つ大神乃御船神社にあたる。「皇太神宮儀式帳」に「御船神社一処、有爾郷土羽村在 称大神乃御蔭川神、形無、倭姫内親王代定祝」「正殿二宇 長七尺、弘五尺、高八尺 玉垣一重 四方各二丈 坐地二町 四至 東南、公田、西、百姓家、北、御刀代田」とある。「倭姫命世記」に「其の処従り幸行するに、河尽きき。其の河の水寒く有りき。則ち寒河と号ひき。其の処に御船留め給ひて、即ち其の処に御船神社を定め給ひき」と記されている。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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