精選版 日本国語大辞典 「御若気」の意味・読み・例文・類語 お‐にやけ【御若気】 〘 名詞 〙 ( 「お」は接頭語。「おにやげ」とも )① 男色(なんしょく)の相手となる若衆、稚子(ちご)。また、男色関係。[初出の実例]「そもじ、ながなが其地に御逗留(とうりゅう)にて、此ごろはおにやけに飢え申」(出典:咄本・昨日は今日の物語(1614‐24頃)下)② 肛門(こうもん)の異称。[初出の実例]「何とぞ思案して、おにやけの張形(はりかた)をつかまつり進じ申さう」(出典:咄本・昨日は今日の物語(1614‐24頃)下) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例