御茶番(読み)おちゃばん

精選版 日本国語大辞典 「御茶番」の意味・読み・例文・類語

お‐ちゃばん【御茶番】

  1. 〘 名詞 〙 ( 「お」は接頭語 ) 「茶番」を丁寧にいう語。簡単な品物材料として、身振り口上などでこっけいな事を演じる座興。また、ばからしいみえすいた物事のたとえ。
    1. [初出の実例]「エ、何だ。比丘尼になると。イヤハヤ、怪しからねえお茶番(チャバン)だ。今の若さに篦棒(べらぼう)な」(出典人情本・春色淀の曙(19C中)初)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む