御茶番(読み)おちゃばん

精選版 日本国語大辞典 「御茶番」の意味・読み・例文・類語

お‐ちゃばん【御茶番】

  1. 〘 名詞 〙 ( 「お」は接頭語 ) 「茶番」を丁寧にいう語。簡単な品物材料として、身振り口上などでこっけいな事を演じる座興。また、ばからしいみえすいた物事のたとえ。
    1. [初出の実例]「エ、何だ。比丘尼になると。イヤハヤ、怪しからねえお茶番(チャバン)だ。今の若さに篦棒(べらぼう)な」(出典人情本・春色淀の曙(19C中)初)

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