御蔵の小舎人(読み)みくらのこどねり

精選版 日本国語大辞典 「御蔵の小舎人」の意味・読み・例文・類語

みくら【御蔵】 の 小舎人(こどねり)

  1. 蔵人所の下級職員。御倉[ 一 ]御物を出納し、殿中の犯罪人の追捕などを行なう。中世供御人(くごにん)を統轄するなどして、大きい勢力を得た。蔵人所の小舎人。おくらことねり。
    1. [初出の実例]「御倉(ミクラ)の小舎人(コドネリ)をめして」(出典:高野本平家(13C前)四)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

プラチナキャリア

年齢を問わず、多様なキャリア形成で活躍する働き方。企業には専門人材の育成支援やリスキリング(学び直し)の機会提供、女性活躍推進や従業員と役員の接点拡大などが求められる。人材の確保につながり、従業員を...

プラチナキャリアの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android