御蔵門徒(読み)おくらもんと

精選版 日本国語大辞典 「御蔵門徒」の意味・読み・例文・類語

おくら‐もんと【御蔵門徒】

  1. 〘 名詞 〙 真宗邪義一派。宝暦五年(一七五五)夏、京都四辻勝満寺などを中心とした御蔵秘事、明和三年(一七六六江戸で発覚した御蔵秘事など、いわゆる土蔵秘事で、土蔵麹室(こうじしつ)で秘かに伝法するもの。その源を善鸞如道に受けるという。関東を中心に四十余の小派があった。御蔵念仏。御蔵御門。御蔵法門。御杓子講。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

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