御飾(読み)おかざり

精選版 日本国語大辞典 「御飾」の意味・読み・例文・類語

お‐かざり【御飾】

〘名〙 (「お」は接頭語)
神仏の前の飾りつけや供え物。特に、鏡餠
※浄瑠璃・丹生山田青海剣(1738)三「おかざりをふくらかし、お茶入れて上ましょと」
正月注連(しめ)飾りや、松飾り。《季・新年》
※虎明本狂言・松楪(室町末‐近世初)「いつも上頭へおかざりの道具として、ゆづりはをみ年貢に上げまらする」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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