御飾(読み)おかざり

精選版 日本国語大辞典 「御飾」の意味・読み・例文・類語

お‐かざり【御飾】

  1. 〘 名詞 〙 ( 「お」は接頭語 )
  2. 神仏の前の飾りつけや供え物。特に、鏡餠
    1. [初出の実例]「おかざりをふくらかし、お茶入れて上ましょと」(出典:浄瑠璃・丹生山田青海剣(1738)三)
  3. 正月注連(しめ)飾りや、松飾り。《 季語新年
    1. [初出の実例]「いつも上頭へおかざりの道具として、ゆづりはをみ年貢に上げまらする」(出典:虎明本狂言・松楪(室町末‐近世初))

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

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