デジタル大辞泉
「復ち返る」の意味・読み・例文・類語
おち‐かえ・る〔をちかへる〕【▽復ち返る/変=若ち返る】
[動ラ四]
1 若返る。
「露霜の消易き我が身老いぬともまた―・り君をし待たむ」〈万・三〇四三〉
2 もとに戻る。また、繰り返す。
「あかつきの寝覚めの千鳥誰がためか佐保の川原に―・り鳴く」〈拾遺・雑上〉
出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
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おち‐かえ・るをちかへる【復返】
- 〘 自動詞 ラ行四段活用 〙
- ① 若返る。よみがえる。→復(お)つ。
- [初出の実例]「石綱のまた変若反(をちかへり)青丹よし奈良の都をまたも見むかも」(出典:万葉集(8C後)六・一〇四六)
- ② 以前の状態や場所にもどる。また、繰り返す。
- [初出の実例]「をちかへりおもひいづればそのかみのふりにしことはわすれざりけり」(出典:友則集(11C頃))
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例
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