復水(読み)フクスイ

デジタル大辞泉 「復水」の意味・読み・例文・類語

ふく‐すい【復水】

水蒸気冷却凝結させて水に戻すこと。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「復水」の意味・読み・例文・類語

おち‐みずをちみづ【復水】

  1. 〘 名詞 〙 ( 「おち」は若返る意 ) 飲むと若返るという水。上代、月にあると信じられていた水で、欠けた月がまた満ちることを生き返ると考えたところから生じたという。
    1. [初出の実例]「わがたもと枕(ま)かむと思はむますらをは変水(をちみづ)求め白髪(しらが)生ひにたり」(出典万葉集(8C後)四・六二七)

ふく‐すい【復水】

  1. 〘 名詞 〙 水蒸気を凝縮して水にすること。また、その水。〔電気工学ポケットブック(1928)〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

大臣政務官

各省の長である大臣,および内閣官房長官,特命大臣を助け,特定の政策や企画に参画し,政務を処理する国家公務員法上の特別職。政務官ともいう。2001年1月の中央省庁再編により政務次官が廃止されたのに伴い,...

大臣政務官の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android