復水(読み)フクスイ

デジタル大辞泉 「復水」の意味・読み・例文・類語

ふく‐すい【復水】

水蒸気冷却凝結させて水に戻すこと。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「復水」の意味・読み・例文・類語

おち‐みずをちみづ【復水】

  1. 〘 名詞 〙 ( 「おち」は若返る意 ) 飲むと若返るという水。上代、月にあると信じられていた水で、欠けた月がまた満ちることを生き返ると考えたところから生じたという。
    1. [初出の実例]「わがたもと枕(ま)かむと思はむますらをは変水(をちみづ)求め白髪(しらが)生ひにたり」(出典万葉集(8C後)四・六二七)

ふく‐すい【復水】

  1. 〘 名詞 〙 水蒸気を凝縮して水にすること。また、その水。〔電気工学ポケットブック(1928)〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

南海トラフ臨時情報

東海沖から九州沖の海底に延びる溝状の地形(トラフ)沿いで、巨大地震発生の可能性が相対的に高まった場合に気象庁が発表する。2019年に運用が始まった。想定震源域でマグニチュード(M)6・8以上の地震が...

南海トラフ臨時情報の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android