精選版 日本国語大辞典 「復水」の意味・読み・例文・類語 おち‐みずをちみづ【復水】 〘 名詞 〙 ( 「おち」は若返る意 ) 飲むと若返るという水。上代、月にあると信じられていた水で、欠けた月がまた満ちることを生き返ると考えたところから生じたという。[初出の実例]「わがたもと枕(ま)かむと思はむますらをは変水(をちみづ)求め白髪(しらが)生ひにたり」(出典:万葉集(8C後)四・六二七) ふく‐すい【復水】 〘 名詞 〙 水蒸気を凝縮して水にすること。また、その水。〔電気工学ポケットブック(1928)〕 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例