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微細脳損傷 びさいのうそんしょう

日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

微細脳損傷
びさいのうそんしょう
minimal brain damage

微細な脳損傷によると考えられる行動異常をいう。1947年に初めて記載され、59年以来、出生前後の軽い脳損傷によっておこるものと推定して微細脳損傷とよばれてきたが、脳損傷という語感が致命的な印象を与えること、また特定の脳損傷に基づく疾患と紛らわしいことなどの理由から、むしろ脳の機能障害に注目して、1960年代ころからは微細脳障害あるいは微細脳障害症候群とよばれるようになった。また、その後も定義の変更を繰り返し、近年ではADD(注意欠陥障害)、ADHD(注意欠陥多動性障害)とよばれる。[山口規容子]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

世界大百科事典内の微細脳損傷の言及

【アンフェタミン】より

…35年に初めて臨床で使われ,ナルコレプシー(発作的眠り病)に効いた。やせ薬や,子どもの多動症(微細脳損傷,MBD)を抑える薬としても使われるが,鬱(うつ)病には効かない。連用すると精神分裂症に似た症状をひきおこす。…

※「微細脳損傷」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社世界大百科事典 第2版について | 情報

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