忍び(読み)シノビ

デジタル大辞泉 「忍び」の意味・読み・例文・類語

しのび【忍び】

1 隠れたりして、人目を避けること。人に知られないように、ひそかに物事をすること。→お忍び
2 がまんすること。こらえること。
3 「忍び歩き」に同じ。
4 「忍びの術」の略。
5 「忍びの者」の略。
6 こそどろ。窃盗。
[類語](1)微行/(5)忍者・忍術・忍法・忍びの者・間者・くノ一・素っ破・乱波らっぱ・探偵・密偵・間諜・犬・回し者・隠密・スパイ

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

世界大百科事典(旧版)内の忍びの言及

【足軽】より

…もと足軽にすばやく行動する者の意。平安末期の《平家物語》や南北朝期の《太平記》に散見する足軽は,戦いに先立ち敵方の市中に放火してまわる〈足かる共〉や,犬を使い暗闇に働き,夜半に“歩立(かちだち)”で敵城に忍び入る〈足軽ノ兵〉など,いずれも戦場の裏面で放火・忍びなど敵背のかく乱工作に従うゲリラ集団として描かれている。しかしその多くは訓練された特殊部隊ではなく,その戦場に詳しい〈案内知タル兵〉とされるように,地元の宿・村から集められた悪党的な傭兵であった。…

【忍術】より

…兵法上の源流は,中国の《孫子》にあり,その〈用間篇〉に述べられている。兵法が中国から日本に伝わって独特の発達をし,間(かん)(調査とか謀略の意味)を用いる術,すなわち忍びの術を特別に修行する忍術が生まれ,これを行う者を忍者といった。忍者は特殊な階級として地域的に集団化した。…

※「忍び」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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