忍び(読み)シノビ

大辞林 第三版の解説

しのび【忍び】

〔動詞「忍ぶ」の連用形から〕
人に気付かれないように、ひそかに行うこと。 「人を-にあひ知りて、あひがたくありければ/古今 恋四詞
「忍び歩き」の略。 「お-」
忍術。また、忍者。 「 -の術」 「 -の者」
窃盗。

出典 三省堂大辞林 第三版について 情報

世界大百科事典内の忍びの言及

【足軽】より

…もと足軽にすばやく行動する者の意。平安末期の《平家物語》や南北朝期の《太平記》に散見する足軽は,戦いに先立ち敵方の市中に放火してまわる〈足かる共〉や,犬を使い暗闇に働き,夜半に“歩立(かちだち)”で敵城に忍び入る〈足軽ノ兵〉など,いずれも戦場の裏面で放火・忍びなど敵背のかく乱工作に従うゲリラ集団として描かれている。しかしその多くは訓練された特殊部隊ではなく,その戦場に詳しい〈案内知タル兵〉とされるように,地元の宿・村から集められた悪党的な傭兵であった。…

【忍術】より

…兵法上の源流は,中国の《孫子》にあり,その〈用間篇〉に述べられている。兵法が中国から日本に伝わって独特の発達をし,間(かん)(調査とか謀略の意味)を用いる術,すなわち忍びの術を特別に修行する忍術が生まれ,これを行う者を忍者といった。忍者は特殊な階級として地域的に集団化した。…

※「忍び」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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