微賤(読み)ビセン

精選版 日本国語大辞典 「微賤」の意味・読み・例文・類語

び‐せん【微賤】

  1. 〘 名詞 〙 ( 形動 ) 身分や地位が低く、いやしいこと。また、その人やそのさま。卑賤。微細。
    1. [初出の実例]「吾昔世為微賤人、逢師説法華経家剪髪、為沙彌」(出典聖徳太子伝暦(917頃か)下)
    2. 「あまりの栄曜のあまりに微賤の者の様にいでたちてあるいたぞ」(出典:史記抄(1477)五)
    3. [その他の文献]〔管子‐版法解〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「微賤」の読み・字形・画数・意味

【微賤】びせん

賤しい。

字通「微」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む