微賤(読み)ビセン

精選版 日本国語大辞典 「微賤」の意味・読み・例文・類語

び‐せん【微賤】

  1. 〘 名詞 〙 ( 形動 ) 身分や地位が低く、いやしいこと。また、その人やそのさま。卑賤。微細。
    1. [初出の実例]「吾昔世為微賤人、逢師説法華経家剪髪、為沙彌」(出典聖徳太子伝暦(917頃か)下)
    2. 「あまりの栄曜のあまりに微賤の者の様にいでたちてあるいたぞ」(出典:史記抄(1477)五)
    3. [その他の文献]〔管子‐版法解〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「微賤」の読み・字形・画数・意味

【微賤】びせん

賤しい。

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