徳利蜂(読み)トックリバチ

デジタル大辞泉 「徳利蜂」の意味・読み・例文・類語

とっくり‐ばち【徳利蜂】

ドロバチ科の昆虫。中形のハチで、体は黒色に黄色の斑紋があり、腹部はとっくり状にくびれている。小枝などに泥で壺形の巣を作って産卵し、シャクトリムシなどを狩り集めて運び入れ、幼虫のえさにする。

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精選版 日本国語大辞典 「徳利蜂」の意味・読み・例文・類語

とっくり‐ばち【徳利蜂】

  1. 〘 名詞 〙 ハチ(膜翅)目ドロバチ科トックリバチ属に属するハチの総称。体長一〇~一七ミリメートルの中形で、胸部は丸く、腹部はくびれてひょうたん形。黒色で黄色の細かい斑紋がある。草木の枝に泥で徳利状または壺状の巣をつくり、チョウ・ガの幼虫を捕え、幼虫の餌として貯える。ミカドトックリバチキボシトックリバチなど日本に六種が分布する。《 季語・春 》 〔日本昆虫学(1898)〕

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動植物名よみかた辞典 普及版 「徳利蜂」の解説

徳利蜂 (トックリバチ)

学名Eumenes micado
動物。スズメバチ科の昆虫

出典 日外アソシエーツ「動植物名よみかた辞典 普及版」動植物名よみかた辞典 普及版について 情報

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