徳増寺(読み)とくぞうじ

日本歴史地名大系 「徳増寺」の解説

徳増寺
とくぞうじ

[現在地名]弘前市新寺町

新寺しんてら町寺院街にあり、貞昌ていしよう寺もと境内北側、西福さいふく寺の西に位置。縁亀山と号し、浄土宗本尊阿弥陀如来。もと貞昌寺塔頭。

正徳元年(一七一一)の寺社領分限帳(市立弘前図書館蔵)によれば、天正年間(一五七三―九二)三世寺さんぜじ村に創立されたとあり、開山開基は不詳。蓮門精舎旧詞(続浄土宗全書)によれば、開山は安蓮社良隠意源とあるが、「新撰陸奥国誌」は承応二年(一六五三)貞昌寺六代無用の開基とし、中興に南部出身の天悦をあてる。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

関連語 さいふく

ユーラシア大陸、北アメリカ大陸北部に広く分布し、日本では北海道にエゾヒグマが生息する。成獣は体長2メートル以上、体重300キロにもなり、日本最大の陸生動物として知られる。雑食性で草や木の実、サケ、シ...

ヒグマの用語解説を読む