徳島工業地区(読み)とくしまこうぎょうちく

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「徳島工業地区」の意味・わかりやすい解説

徳島工業地区
とくしまこうぎょうちく

徳島県東部,紀伊水道西岸にある新産業都市指定地域。1963年指定。徳島市,鳴門市,小松島市阿南市のほか付近 8町村を含む。阪神に近く,海上交通,用地に恵まれ,工業用水には吉野川那賀川の河川水を利用。在来工業としては那賀川下流域の製材業,徳島市東部の木工業,吉野川中・下流域の食品工業があり,近代工業としては吉野川下流域の化学工業と,小松島市,阿南市のパルプ,紙工業がおもである。火力発電所がつくられ,工場用地が造成された橘湾一帯には電機工場が進出

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...

実質賃金の用語解説を読む