デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「徳永徳寿」の解説 徳永徳寿 とくなが-とくじゅ 1855-1936 明治-昭和時代前期の地歌・箏曲(そうきょく)家。安政2年1月10日生まれ。幼時に失明し,岩島勾当(こうとう)に入門,さらに4代津山検校(けんぎょう)に師事。維新後,盲官制度廃止のため生活が不安定となり,里朝の名で寄席に出演。明治22年東京の高座で俗曲「縁かいな節」をうたい,曲弾きをして評判となった。昭和11年7月15日死去。82歳。大坂出身。本名は中井徳太郎。 出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例