徳玄寺(読み)とくげんじ

日本歴史地名大系 「徳玄寺」の解説

徳玄寺
とくげんじ

[現在地名]むつ市新町

現在の新町の中ほど、藩政期の新町の南、行当りに位置する。齢香山と号し、真宗大谷派。本尊弥陀如来。寛政年間(一七八九―一八〇一)の「邦内郷村志」に「徳玄寺 齢香山浄土真宗、京都本願寺末寺」とある。文禄三年(一五九四)加賀の僧保玄が五戸石沢ごのへいしざわ(現三戸郡倉石村)に庵を結び、寛永二年(一六二五)その子専受が田名部たなぶに移して再興したものという(下北半嶋史)

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android