徴姉妹の反乱(読み)チュンしまいのはんらん

山川 世界史小辞典 改訂新版 「徴姉妹の反乱」の解説

徴姉妹の反乱(チュンしまいのはんらん)
Trung

ベトナム語では二徴夫人(ハイバーチュン〈Hai Ba Trung〉)起義。後漢の北部ベトナム支配に対して土着豪族の姉妹徴側(チュン・チャク),徴弐(チュン/・ニ)が起こした反乱(40~43年)。嶺南(れいなん)全域に広がったが,馬援(ばえん)に鎮圧され,その後北部ベトナムのドンソン文化衰退,中国の直接統治が実現した。後世のベトナムでハイバーチュンは民族英雄として崇拝された。


徴姉妹の反乱(ちょうしまいのはんらん)

徴(チュン)姉妹の反乱

出典 山川出版社「山川 世界史小辞典 改訂新版」山川 世界史小辞典 改訂新版について 情報

旺文社世界史事典 三訂版 「徴姉妹の反乱」の解説

徴姉妹の反乱
チュンしまいのはんらん

徴 側 (チユンチヤク) ・徴 弍 (チユンニ)

出典 旺文社世界史事典 三訂版旺文社世界史事典 三訂版について 情報

今日のキーワード

世界の電気自動車市場

米テスラと低価格EVでシェアを広げる中国大手、比亜迪(BYD)が激しいトップ争いを繰り広げている。英調査会社グローバルデータによると、2023年の世界販売台数は約978万7千台。ガソリン車などを含む...

世界の電気自動車市場の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android