心の柱(読み)シンノハシラ

デジタル大辞泉 「心の柱」の意味・読み・例文・類語

しん‐の‐はしら【心の柱】

仏塔殿舎中心の柱。力学上のバランスを整えるためのもので、五重塔では振り子のようにし、下を固定しない。さつ。しんばしら。

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精選版 日本国語大辞典 「心の柱」の意味・読み・例文・類語

しん【心】 の=柱(はしら)[=御柱(みはしら)

  1. しんばしら(心柱)〔二十巻本和名抄(934頃)〕
    1. [初出の実例]「観世音寺と云寺の塔の心の柱の中」(出典:今昔物語集(1120頃か)一一)

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