心字池(読み)シンジイケ

大辞林 第三版の解説

しんじいけ【心字池】

日本式庭園で「心」の字をかたどって造られた池。京都の西芳寺や桂離宮のものが有名。

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精選版 日本国語大辞典の解説

しんじ‐いけ【心字池】

〘名〙 草体の「心」の字にかたどって造られた日本庭園の池。京都の西芳寺・桂離宮、東京の後楽園のものや、東京大学構内の三四郎池などが有名。
※明治大正見聞史(1926)〈生方敏郎〉明治大帝の崩御「併しいつまで心字池の噴水ばかり見てもゐられなかった」

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世界大百科事典内の心字池の言及

【池】より

…さらに江戸時代には,大名が競って池泉を中心とした回遊式庭園を築き,今日も後楽園,偕楽園などにみることができる。江戸時代後期の造園書《夢窓流治庭法》は池の形態を水字形,心字形,半月形,流水形などで紹介しているが,心字池は必ずしも〈心〉の字形でなく,複雑な汀線の変化を楽しむ手法として今日にその名を残している。庭園【河原 武敏】
[西洋]
 西洋はだいたいにおいて水田耕作地帯ではないので,池は灌漑用ではなく,たいてい水車,養魚,製氷,ボート遊びなどを目的としている。…

※「心字池」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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