心寂(読み)こころさぶし

精選版 日本国語大辞典 「心寂」の意味・読み・例文・類語

こころ‐さぶし【心寂】

  1. 〘 形容詞シク活用 〙こころさびしい(心寂)
    1. [初出の実例]「たらちねの 母の命(みこと)大船の ゆくらゆくらに 下恋(したごひ)何時(いつ)かも来むと 待たすらむ 情左夫之苦(こころサブシク)」(出典万葉集(8C後)一七・三九六二)

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デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「心寂」の解説

心寂 しんじゃく

?-1231 鎌倉時代の僧,医師
京都嵯峨(さが)で医業にたずさわる。藤原定家をはじめ,冷泉(れいぜい),室町,土御門(つちみかど)の諸公卿(くぎょう)が,その医方にたよった。寛喜(かんぎ)3年死去。

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