心寂(読み)こころさぶし

精選版 日本国語大辞典 「心寂」の意味・読み・例文・類語

こころ‐さぶし【心寂】

  1. 〘 形容詞シク活用 〙こころさびしい(心寂)
    1. [初出の実例]「たらちねの 母の命(みこと)大船の ゆくらゆくらに 下恋(したごひ)何時(いつ)かも来むと 待たすらむ 情左夫之苦(こころサブシク)」(出典万葉集(8C後)一七・三九六二)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

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