心用意(読み)ココロヨウイ

デジタル大辞泉 「心用意」の意味・読み・例文・類語

こころ‐ようい【心用意】

あらかじめ、ある物事に対する対応の仕方を考えておくこと。心の準備心構え。「質問された場合の心用意をしておく」

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「心用意」の意味・読み・例文・類語

こころ‐ようい【心用意】

  1. 〘 名詞 〙 前もって、ある物事に対処する方法を考えておくこと。心構え。心支度(こころじたく)。こころよそい。
    1. [初出の実例]「いとことなる御心ようゐは、なほ内侍の督の御おぼえなどのいみじきにひかれ給ふにこそは」(出典:夜の寝覚(1045‐68頃)四)
    2. 「不覚にもそのときわたくしは先生の来訪を待つ心用意を、なぜかどこかに置き忘れていた」(出典:婉という女(1960)〈大原富枝〉四)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

プラチナキャリア

年齢を問わず、多様なキャリア形成で活躍する働き方。企業には専門人材の育成支援やリスキリング(学び直し)の機会提供、女性活躍推進や従業員と役員の接点拡大などが求められる。人材の確保につながり、従業員を...

プラチナキャリアの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android