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心臓喘息 しんぞうぜんそくcardiac asthma

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

心臓喘息
しんぞうぜんそく
cardiac asthma

急性左心不全の結果生じた気道収縮の状態であり,夜間睡眠中に突発的に呼吸困難が起り,喘鳴,発汗,虚脱をみる。高血圧性心疾患,冠疾患,大動脈弁膜症を基礎にして左心不全を起すことが多い。気管支喘息とは別個の疾患である。発作は数分から数時間持続する。肺うっ血から肺浮腫が起ると,咳とともに泡沫性の血痰を出す。心臓喘息は危険な状態なので,早期に適切な処置が必要である。まず,患者に上半身を高くする坐位をとらせ,酸素吸入を行い,呼吸困難が高度なときにはモルヒネ強心剤 (ジギタリスアミノフィリン) ,利尿剤などを投与する。

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