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血痰 ケッタン

デジタル大辞泉の解説

けっ‐たん【血×痰】

血のまじっている痰。

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大辞林 第三版の解説

けったん【血痰】

血がまじった痰。気管支拡張症・肺癌・肺結核・肺炎などの際にみられる。

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

血痰
けったん

血液の混じった痰のことで、血痰の出た状態は、広くは呼吸器系の出血である喀血(かっけつ)に含まれる。したがって血痰の場合も喀血と同様、消化器系の出血である吐血との区別が必要である。実際に血痰をみると、血液が痰の中に点状、斑(はん)状、あるいは線状に認められる。肺結核の場合、喀血(純粋血液の喀出)とされたものが、実は血痰である場合があるし、また肺癌(がん)では、血痰が持続することも少なくない。臨床的には、気管支拡張症の際に血痰が認められることがもっとも多いとされている。さらに、新潟県や四国・九州などでは肺ジストマの感染による肺吸虫症の可能性も考慮すべきである。痰の検査は、呼吸器疾患の診断に重要であり、量、外観、臭気、異常物質の存在などの肉眼的所見ばかりでなく、顕微鏡的検査、さらに細菌学的検査を行う必要がある。[渡辺 裕]

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世界大百科事典内の血痰の言及

【喀血】より

…気道または肺から血液を喀出する(吐き出す)ことをいう。ごく少量から1lにも達するものまでさまざまであり,痰に血液が少量混じる程度のものは血痰という。出血部位は喉頭,気管,気管支,肺実質などさまざまであり,気管支拡張症肺結核,各種の肺炎肺癌気管支炎肺化膿症肺梗塞(こうそく)などが,鑑別すべき疾患である。…

※「血痰」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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