心臓部(読み)シンゾウブ

精選版 日本国語大辞典 「心臓部」の意味・読み・例文・類語

しんぞう‐ぶシンザウ‥【心臓部】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 心臓のある部位。
    1. [初出の実例]「医者は斯う云ったが又一筒の注射を心臓部(シンザウブ)に試みた」(出典:彼岸過迄(1912)〈夏目漱石〉雨の降る日)
  3. 物事中心部。物事の一番大切な部分。
    1. [初出の実例]「この一大屯所を坑内の心臓部として」(出典:社会百方面(1897)〈松原岩五郎〉足尾銅山)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

2022年度から実施されている高校の現行学習指導要領で必修となった科目。実社会や実生活で必要となる国語力の育成を狙いとし、「話す・聞く」「書く」「読む」の3領域で思考力や表現力を育てる。教科書作りの...

現代の国語の用語解説を読む