デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「忍岡常丸」の解説 忍岡常丸 しのぶがおか-つねまる ?-? 江戸時代中期-後期の戯作(げさく)者。江戸下谷(したや)上野町の呉服商。十返舎一九(じっぺんしゃ-いっく)としたしく,天明-文政(1781-1830)のころ黄表紙を発表。狂歌もよくした。一九が考案した模様を浴衣(ゆかた)にそめて,毎年発売したという。姓は藤本。通称は甚兵衛。屋号は常陸(ひたち)屋。著作に「夜が昼星の世界」など。 出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例