忍徴(読み)にんちょう

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「忍徴」の意味・わかりやすい解説

忍徴
にんちょう

[生]正保2(1645)
[没]正徳1(1711)
江戸時代中期の浄土宗の僧。増上寺に学ぶ。宗祖法然の跡を慕い,諸国を巡遊し教化に努めた。京都東山鹿ヶ谷の遺跡に般舟道場を建て,延宝9 (1681) 年それを法然院と称した。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発を進めるイプシロンSよりもさらに小さい。スペースワンは契約から打ち上げまでの期間で世界最短を...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android