忍逢(読み)しのびあう

精選版 日本国語大辞典 「忍逢」の意味・読み・例文・類語

しのび‐あ・う ‥あふ【忍逢】

〘自ワ五(ハ四)〙 人目を避けて逢う。特に、思いあう男女がひそかに逢う。密会する。
草根集(1473頃)二「忍逢恋 ぬれそはむ袖をばいかが篠原やしのびにとくるよはの下紐
浄瑠璃天神記(1714)一「忍びあふよの数かさなり、身もおもく成けるを」

しのび‐あい ‥あひ【忍逢】

〘名〙 人目を避けて逢うこと。特に、思いあう男女がひそかに逢うこと。密会。
浮世草子好色一代女(1686)五「仕着(しきせ)合力(がうりょく)にてしのび逢(アヒ)の男絶ず」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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