志賀なつ(読み)しが なつ

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「志賀なつ」の解説

志賀なつ しが-なつ

?-? 幕末の女性。
上野(こうずけ)前橋藩士志賀敬内(けいない)の後妻。慶応3年(1867)尊攘(そんじょう)派の夫が藩の役人に自宅で捕縛されたとき,無礼をとがめ,夫の衣服大小をととのえておくりだす。敬内の切腹後,故郷上総(かずさ)(千葉県)柳瀬村にかえって助産婦を業とし,夫の墓碑をたてたという。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

仕事納

〘 名詞 〙 年の暮れに、その年の仕事を終えること。また、その日。《 季語・冬 》[初出の実例]「けふは大晦日(つごもり)一年中の仕事納(オサ)め」(出典:浄瑠璃・新版歌祭文(お染久松)(1780)油...

仕事納の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android