忘年の交わり(読み)ぼうねんのまじわり

故事成語を知る辞典 「忘年の交わり」の解説

忘年の交わり

年齢の差に関係なく、親しく付き合うこと。

[由来] 「南史そん伝」に見えるエピソードから。五~六世紀、南北朝時代中国でのこと。南朝りょう文人、何遜は、八歳で立派な詩を作り、二〇歳で高級官僚として推薦されるほどの早熟でした。その文章を見た、当時の文壇大御所はんうんは、何遜の才能を絶賛して、おそらく二〇歳近く年が離れていましたが、「忘年の交わり(年の差を忘れた親交)」を結んだということです。

出典 故事成語を知る辞典故事成語を知る辞典について 情報

機械メーカー。トヨタグループの総本家で,繊維機械のほかトヨタ自動車からの小型商用車の受託生産,エンジンその他の自動車部品,フォークリフトなどの産業用車両の生産も行なう。1926年豊田佐吉が,みずから発...

豊田自動織機の用語解説を読む