応仁寺(読み)おうにんじ

日本歴史地名大系 「応仁寺」の解説

応仁寺
おうにんじ

[現在地名]碧南市油淵町

西端にしばた村の南、碧海へきかい台地の端に位置する。松光山と号し、浄土真宗本願寺派。本尊阿弥陀如来。寺伝によると、寛正二年(一四六一)京都を逃れた蓮如がこの地に隠棲、同四年三井みい(現滋賀県大津市)の別坊近松に赴き、再び西端村に寄寓、同村の杉浦三郎左衛門光房が蓮如のために一寺を建立し、年号をとって寺号にしたのが始まりという。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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