応迹(読み)オウジャク

デジタル大辞泉 「応迹」の意味・読み・例文・類語

おう‐じゃく【応×迹】

《「おうしゃく」とも》仏語。仏・菩薩ぼさつが世の人の素質に応じて仮に現した姿、体。

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精選版 日本国語大辞典 「応迹」の意味・読み・例文・類語

おう‐しゃく【応迹】

  1. 〘 名詞 〙 ( 「応化(おうげ)垂迹(すいじゃく)」の意。「おうじゃく」とも ) 仏語。仏、菩薩などが衆生を救うためにもとの姿を変え、他の形をとって現われること。応現。応化。おうせき。
    1. [初出の実例]「披国史別伝等。入二菩薩応迹之事焉」(出典日本往生極楽記(983‐987頃)行基菩薩)
    2. [その他の文献]〔勝鬘宝窟‐中本〕

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