忠快 ちゅうかい
1159-1227 平安後期-鎌倉時代の僧。
平治(へいじ)元年生まれ。平教盛(のりもり)の子。比叡(ひえい)山で覚快法親王,慈円らにまなぶ。平家滅亡の際,一時伊豆(いず)に流される。のち鎌倉幕府の祈祷僧,比叡山楞厳院(りょうごんいん)の長吏となる。天台密教小川流の祖。嘉禄(かろく)3年3月16日死去。69歳。通称は小川法印,中納言律師。号は真乗房,大教房。著作に「船中抄」「密談抄」など。
出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例
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