デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「快円」の解説 快円(2) かいえん ?-? 戦国-織豊時代の仏師。弘治(こうじ)3年(1557)相模(神奈川県)の浄楽寺の阿弥陀三尊,不動,毘沙門天各像を,天正(てんしょう)6年鎌倉青蓮(しょうれん)寺の不動明王像などを修理する。永禄(えいろく)13年鎌倉寿福寺の観世音菩薩坐像を制作。大仏師信濃(しなの)法印とよばれた。 快円(1) かいえん ?-? 鎌倉時代の僧。東大寺東南院の智舜に三論(さんろん)をまなぶ。倶舎(くしゃ)にも精通し,その学識で同寺の定春とならび称された。 出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例