念は生を引く(読み)ねんはしょうをひく

精選版 日本国語大辞典 「念は生を引く」の意味・読み・例文・類語

ねん【念】 は 生(しょう)を引(ひ)

  1. ( 「最後一念善悪の生を引く」の略 ) 思いこんだ一念によって、来世において再び生まれでることができる。思いこんだ一念は子孫にも及ぶ。また、一念の力によって不可能も可能になる。
    1. [初出の実例]「肥後大臣の先祖をたづねけるに、此親仁の若ひ時、長崎屋の高はしといへるにあひなれて、此腹より出来たる子を、ひそかに肥後にてそだて、かしらから帥(すい)と成ぬ、念(ネン)は生(シャウ)を引ける」(出典浮世草子・好色盛衰記(1688)三)

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