長崎屋(読み)ながさきや

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「長崎屋」の意味・わかりやすい解説

長崎屋
ながさきや

チェーンストア。 1948年長崎屋蒲団店として設立。 51年本店を日本橋に移転し,翌 52年現社名に改称するとともに,呉服洋品,雑貨,寝具などの卸売り小売業を展開。営業網も全国的となり,フランチャイズ方式により地方スーパーに自社商品を供給するなど多様な業務を展開していた。しかし,バブル期の過剰な不動産投資などでふくらんだ巨額の債務が次第に経営を圧迫し,消費の低迷下で本業での売上げ不振も重なって自力再建を断念。 2000年会社更生法の適用を申請し,事実上破綻した。売上構成比は,衣料品 37%,食料品 26%,家庭用品・玩具・レジャー用品 15%,家電・インテリア8%,その他 14%。年間売上高 3542億 8700万円 (連結) ,資本金 117億 8700万円,従業員数 2624名 (1999) 。

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デジタル大辞泉プラス 「長崎屋」の解説

長崎屋

株式会社長崎屋が展開するスーパーマーケットチェーン前身創業は1948年。パン・パシフィック・インターナショナルホールディングスグループ(旧:ドン・キホーテグループ)。

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