念法(読み)ネンポウ

デジタル大辞泉 「念法」の意味・読み・例文・類語

ねん‐ぽう〔‐ポフ〕【念法】

仏語仏法のすぐれた徳を念ずること。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「念法」の意味・読み・例文・類語

ねん‐ほう‥ホフ【念法】

  1. 〘 名詞 〙 ( 「ねんぽう」とも ) 仏語。三念・六念などの一つ。仏法のすぐれた功徳を心に念ずること。
    1. [初出の実例]「百宝色鳥、昼夜六時出和雅音、讚嘆念仏念法念比丘僧、演暢五根・五力・七菩提分」(出典往生要集(984‐985)大文二)
    2. [その他の文献]〔三蔵法数‐二五〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

ベートーベンの「第九」

「歓喜の歌」の合唱で知られ、聴力をほぼ失ったベートーベンが晩年に完成させた最後の交響曲。第4楽章にある合唱は人生の苦悩と喜び、全人類の兄弟愛をたたえたシラーの詩が基で欧州連合(EU)の歌にも指定され...

ベートーベンの「第九」の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android