デジタル大辞泉 「怒らす」の意味・読み・例文・類語 いから・す【怒らす】 [動サ五(四)]1 おこるように仕向ける。おこらせる。「からかいすぎて友達を―・す」2 角張らせる。いかめしくする。「目を―・して食ってかかる」「肩を―・して歩く」[動サ下二]「いからせる」の文語形。 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
精選版 日本国語大辞典 「怒らす」の意味・読み・例文・類語 いから・す【怒】 〘 他動詞 サ行五(四) 〙① 相手をおこるようにしむける。おこらせる。[初出の実例]「Acuo〈略〉Icarasu(イカラス)、イカリヲ オコサスル」(出典:羅葡日辞書(1595))② かどばった動作でいかめしい様子をする。いからかす。多く、肩をそびやかす、目を大きく見開く、声を張り上げるなどの場合に用いる。[初出の実例]「大蛇ありて目を発瞋(イカラシ)て」(出典:日本書紀(720)仁徳五五年(前田本訓))「洋燈の前に肩を峙(イカ)らして」(出典:魔風恋風(1903)〈小杉天外〉後) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例