思い出のマーニー(読み)おもいでのまーにー(英語表記)When Marnie Was There

デジタル大辞泉プラス 「思い出のマーニー」の解説

思い出のマーニー

イギリス作家、ジョーン・G・ロビンソンによる児童文学作品。1967年刊。原題《When Marnie Was There》。海辺の町に預けられた少女アンナが不思議な少女マーニーと出会い、成長していく姿を描く。
②①を原作とした2014年公開の日本のアニメーション映画監督:米林宏昌、アニメーション制作:スタジオジブリ、声の出演:高月彩良、有村架純、松嶋菜々子ほか。第38回日本アカデミー賞で優秀アニメーション作品賞を受賞

出典 小学館デジタル大辞泉プラスについて 情報

知恵蔵mini 「思い出のマーニー」の解説

思い出のマーニー

イギリスの作家ジョーン・G・ロビンソン(1910~88年)による児童文学。67年発表。80年に岩波書店(岩波少年文庫)から邦訳版の初版が発行されている。転地療養のために海辺の村の老夫婦もとに預けられた内気な少女アンナが、不思議な少女マーニーと出会い、成長していく姿を描く。2013年スタジオジブリが、本作をもとにした同名のアニメ映画を制作、14年夏に公開すると発表している。監督は「借りぐらしのアリエッティ」(10年)の米林宏昌。

(2013-12-16)

出典 朝日新聞出版知恵蔵miniについて 情報

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