思ひ扱ふ(読み)オモイアツカウ

デジタル大辞泉 「思ひ扱ふ」の意味・読み・例文・類語

おもい‐あつか・う〔おもひあつかふ〕【思ひ扱ふ】

[動ハ四]
心を尽くして世話をする。
「ねんごろに―・ひ聞こえまほしき心の」〈浜松・四〉
思い悩む。思い煩う。
「三解脱門風涼しきに、―・ふ煩悩のほのほ皆滅除すらむ」〈栄花・玉の台〉

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

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