百科事典マイペディア 「思案橋の変」の意味・わかりやすい解説 思案橋の変【しあんばしのへん】 未然に発覚した明治の反政府反乱。1876年,旧会津藩士永岡久茂(ひさしげ)らが萩の乱に呼応して,千葉県庁を襲撃して官金を強奪することを計画,日本橋に近い小網(こあみ)町思案橋から出航しようとしたが,発覚し逮捕された。永岡は翌年鍛冶橋(かじばし)監獄で没した。 出典 株式会社平凡社百科事典マイペディアについて 情報 Sponserd by
世界大百科事典(旧版)内の思案橋の変の言及 【永岡久茂】より …幕末・維新期の志士。会津藩士で思案橋の変の中心人物。字は子明,通称は敬二郎,号は磐湖。… ※「思案橋の変」について言及している用語解説の一部を掲載しています。 出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」 Sponserd by