思緒(読み)ししょ

精選版 日本国語大辞典 「思緒」の意味・読み・例文・類語

し‐しょ【思緒】

  1. 〘 名詞 〙 心中に思うこと。または、思うことがたくさんあって思い乱れること。また、その思い。
    1. [初出の実例]「思緒有余心不休、偸看河海与山丘」(出典新撰万葉集(893‐913)上)
    2. [その他の文献]〔晉書‐潘岳伝論〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

普及版 字通 「思緒」の読み・字形・画数・意味

【思緒】ししよ

さまざまに思う。陳・釈洪偃〔故苑に遊ぶ〕詩 悵目を傷(いた)ましめ 辛酸、思多し

字通「思」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発を進めるイプシロンSよりもさらに小さい。スペースワンは契約から打ち上げまでの期間で世界最短を...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android