精選版 日本国語大辞典 「思者」の意味・読み・例文・類語 おもい‐ものおもひ‥【思者】 〘 名詞 〙 自分が恋しく思う人。自分が思いをかけている相手。恋人。愛人。後世では、多く側室、妾(めかけ)の意に用いる。おもいびと。[初出の実例]「学頭がむすめ二人あり。ともに蔵人のおもひものなり」(出典:平家物語(13C前)一二)「妾(せう)とはおもひもの俗にてかけなどいふ類也」(出典:評判記・色道大鏡(1678)一四) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例