最新 地学事典 の解説
きゅうけいしゃちのほうかいによるさいがいのぼうしにかんするほうりつ
急傾斜地の崩壊による災害の防止に関する法律
Act on Prevention of Disasters Caused by Steep SlopesFailure
1967年7月の西日本豪雨による崖崩れ災害を契機に69年制定。急傾斜地の崩壊を防止し,その崩壊に対する警戒体制を整備するための措置を講じる法律。本法の急傾斜地とは,傾斜が30°以上の土地をいい,崩壊とそれに伴う危害が生ずるおそれがある場合,知事が崩壊危険区域に指定し,崩壊を助長する各種行為を規制。急傾斜地崩壊対策事業として国や都道府県の補助金を投入して急傾斜地崩壊防止工事を実施する。指定の基準は急傾斜地の高さが5m以上,保全対象の人家が5戸以上。官公署・学校・病院などを含む場合は5戸未満可。
執筆者:中井 勝巳・北村 晴夫
出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報

